ウォッシャーノズルの詰まりを解消する簡単3ステップ!

PR

ウォッシャーノズルの詰まりを解消する簡単3ステップ!

車のウォッシャーノズルが詰まってウォッシャー液がうまく出ないと困りますよね。ウォッシャーノズルが詰まると、運転中に視界が悪くなり危険ですし、思わぬ事故につながることもあります。

ウォッシャー液が噴射されないとフロントガラスの汚れが取れず、特に雨の日や夜間の運転では大変危険ですし、安全な運転のためには、ウォッシャーノズルが正常に機能することが重要です。

この記事では、ウォッシャーノズルの詰まりを解消する3つの方法を紹介します。最初の2つの方法は自宅で簡単にでき、特別な工具も必要ありません。最後の方法はコンプレッサーとエアブローガンを使いますが、これらがない場合は整備工場に頼むのが良いでしょう。

ウォッシャーノズルの詰まりを早く解消して、安全に運転できるようにしましょう。

それぞれの方法を詳しく見ていきます。

ウォッシャーノズルが詰まる原因とは?

ウォッシャーノズルが詰まる主な原因は以下の通りです。

  • ワックスやコーティング剤の残り:洗車後に使用したワックスやコーティング剤がノズルに付着することがあります。これらが固まると、ノズルを詰まらせる原因になります。
  • 古いウォッシャー液:古くなったウォッシャー液が固まって詰まることがあります。ウォッシャー液の品質が劣化すると、沈殿物が発生し、それがノズルに詰まる原因となります。
  • ウォッシャータンクの汚れ:タンク内に水垢やコケが発生し、ゴミや不純物がノズルを詰まらせる原因になります。

これらの原因の他にも、以前の記事に書いた「ウォッシャー液が減らない謎」が原因で、ノズルが詰まる場合もあります。

「ウォッシャー液が減らない謎」の記事は、こちら

これらの原因を解消するための簡単な3つの方法を詳しく説明します。

ウォッシャーノズルの詰まりを解消する3つの方法

  1. 安全ピンを使った簡単な詰まり解消法
  2. パーツクリーナーを使った詰まり解消法
  3. エアブローガンを使った強力な最終手段

1. 安全ピンを使った簡単な詰まり解消法

一番簡単にできるウォッシャーノズルの詰まり解消法は、安全ピンを使う方法です。軽い汚れや小さいゴミが原因のときに効果的です。

手順:

  1. 細い安全ピンを用意します。ノズルの穴はとても小さいので、細いピンを使うようにしましょう。動画で使っているサイズは、0号(全長/24mm)と2号(全長/31mm)です。
  2. ノズルの穴に安全ピン(0号)をゆっくり挿入します。無理に押し込むとノズルを壊してしまうことがあるので、慎重に行いましょう。ピンを少し回すようにして汚れを取り除くと効果的です。
  3. ウォッシャー液を噴射して、詰まりが取れたか確認します。液がスムーズに出れば成功です。もし噴射がまだ弱い場合は、もう一度ピンを使って汚れを取り除いてみましょう。
  4. 噴射角度が適切か室内から確認します。角度がずれていたら安全ピン(2号)を使って角度調整をします。

この方法は誰でも簡単にできるので、まずはこのステップを試してみましょう。それでも詰まりが取れない場合は、次の方法を試してください。軽い詰まりの場合、安全ピンでの解消が一番手軽でおすすめです。

2. パーツクリーナーを使った詰まり解消法

安全ピンで解消できない場合は、パーツクリーナーを使うことでより強力に詰まりを取ることができます。パーツクリーナーは、次に紹介する「エアブローガン」の代替えとして使用します。スプレー缶の噴射圧力で、ノズル内部の詰まりをしっかりと除去してくれます。

手順:

  1. ボンネットを開けて、ノズルにつながっているホースを外しますホースを外す際には、慎重に扱うことが大切です。硬い場合はペンチを使って無理せず外しましょう。
  2. ノズルの穴の反対側(2穴の場合)を粘土で塞ぎますこれでクリーナーの圧力が詰まりに集中し、効果的に汚れを取り除くことができます。ノズル内の圧力が高まることで、汚れが簡単に吹き飛びます。
  3. パーツクリーナーをノズルの穴にスプレーして、汚れを吹き飛ばします。スプレーをノズルに直接吹きかけることで、内部の詰まりをしっかりと解消できます。詰まりが解消されたら、ウォッシャー液を噴射して確認しましょう。

注意点として、パーツクリーナーが周辺に飛び散ると、ワックスやコーティング剤を溶かしてシミになる場合があるので、タオルなどで飛び散らないように対策してください。

3. エアブローガンを使った強力な最終手段

エアブローガンを使った方法は、一番強力で効果的な詰まり解消方法です。コンプレッサーの圧縮空気を使ってノズルの中の詰まりを吹き飛ばすので、頑固な詰まりにも効果的です。

手順:

  1. ボンネットを開けて、ノズルにつながっているホースを外します。ホースを外す際には、慎重に扱うことが大切です。硬い場合はペンチを使って無理せず外しましょう。
  2. エアブローガンでノズルの穴に圧縮空気を吹き込み詰まりを解消します。エアブローガンの強力な空気の流れによって、内部の汚れやゴミを一気に吹き飛ばすことができます。
  3. ノズルにホースを接続します。最後にウォッシャー液を噴射して、詰まりが解消されているかを確認します。

エアブローガンはコンプレッサーが必要なので、自宅にない場合は整備工場に頼むのも良いでしょう。また、エアブローガンを使う際には、安全のために保護メガネを着用することをおすすめします。エアブローガンは非常に強力な手段ですが、それだけに効果も高いので、最終手段として試してみてください。

他にも歯間ブラシをつか使ったノズル詰まり解消法もあり!

安全ピンを使うやり方の他に、歯間ブラシを使ったウォッシャーノズルの詰まりを直す方法もあるようです。

私は試したことはありませんが、歯間ブラシの小さなサイズ、4SSSSサイズがウォッシャーノズルの穴に入るとの情報があるので、歯間ブラシを持っている人は試してみる価値はあります。

まとめ

ウォッシャーノズルの詰まりを解消する3つの方法を紹介しました。

  1. 安全ピンを使った簡単な解消法
  2. パーツクリーナーを使った詰まり解消法
  3. エアブローガンを使った強力な最終手段

これらの方法を試しても詰まりが解消しない場合は、整備工場に相談することをおすすめします。

ウォッシャーノズルの詰まりは運転の安全に関わる重要な問題ですので、放置せずにしっかりと対処しましょう。

農園ガレージは、YouTubeやっています。

車に関する様々な情報やメンテナンス、ちょっとした「整備の裏ワザ」なども紹介しています。

よろしければチャンネル登録も、よろしくお願いいたします。