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「サンバーKV3」のキャブレターの調整方法を紹介したいと思います。
調整するネジは3種類「オートチョーク」「パイロットジェットスクリュー」「アイドルアジャストスクリュー」の3つです。
必要に応じてエアコン使用時のエンジン回転数を決める「アイドルアップアジャスター」を調整します。
キャブレター調整は、エンジン回転数を見ながらするので、タコメーターが付いていないサンバーの場合は、エンジン回転計を用意する必要があります。
私のサンバーは付いていないので、Amazonで簡易的なエンジン回転計を買いました。
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サンバーKV3のキャブレター調整手順
エンジン回転計を用意できたら、サンバーKV3のキャブレターの調整方法をステップバイステップで分かりやすく解説したいと思います。
- エンジンの暖気:エンジンの暖気を終わらせる必要があります。クーリングファンが作動するまでエンジンを暖め完全暖気します。
- チョークボルト戻し:エンジンが十分に暖まったら、オートチョークのチョークボルトを2〜3回転戻します。
- パイロットジェットスクリュー締め込み:パイロットジェットスクリュー(インマニ側)を閉めます。これを閉め切ると、エンジンは停止するはずです。もし停止しない場合は、オートチョークのチョークボルトをもう少し戻す必要があります。
- エンジンの再始動:エンジンが停止したら、パイロットジェットスクリューを全閉から3回転戻して再始動させます。かからない場合はさらに1回転戻してみてください。
- パイロットジェットスクリューの調整:エンジンが始動したら、パイロットジェットスクリューを調整し、エンジン回転数が最高になる位置を見つけます。(パイロットジェットスクリューの規定値は全閉から約3回転戻しが基準です)
- アイドリングの調整:アイドルアジャストスクリューを使ってアイドル回転数を800±50rpmに設定しましょう。
- アイドルアップアジャスターの調整:必要に応じてエアコン使用時のアイドルアップを調整します。エアコンをオンにした際にレバーが適切に動くことを確認してください。
- オートチョークの最終調整:エンジンを完全に冷やした後、オートチョークの調整を行います。水温が下がったらエンジンを再始動し、オートチョークボルトを回して調整します。締めるとチョークの効きが強く、緩めると弱くなります。目安としては1500rpmぐらいです。
詳しいサンバーKV3のキャブレター調整手順は動画をご覧ください。
まとめ
以上でサンバーKV3のキャブレター調整方法の説明は終わりです。
この手順に従えば、自分でキャブレターの調整が可能です。
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