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以前、「インクリメンタル型」ドラムブレーキの調整方法を紹介しましたが、もう一つのタイプの「ワンショット型」のブレーキ調整方法と仕組みも紹介します。
使用している車両は、「サンバーKV3」です。
「ワンショット型」とは、扇形のプレートで調整するタイプことです。
このタイプが「ワンショット型」です。
※他の形状もあります扇型のプレートは一緒です。
※他の形状もあります扇型のプレートは一緒です。
フットブレーキを踏めば、自動調整されますが、これから更に1か2ノッチぐらい詰めることが出来ます。
そのままでも問題有りませんが、ブレーキのタッチを良くしたい場合は調整します。
調整の仕方は、小さいマイナスドライバーでプレートの歯を、1から2ノッチをずらします。
シューを広げる専用ツールがあるみたいですが、私はマイナスドライバーでやっています。
ずらし過ぎると、ドラムが入りませんし、サイドブレーキの引きしろも無くなるので、ずらしても2ノッチだと思います。
ブレーキの動調整の仕組みと調整方法は、動画をご覧ください。
ドラムをつけてブレーキを踏むとドラムとシューの隙間の分だけ自動で調整されるしくみです。
ワンショット型は、サイドブレーキでは自動調整されません。
フットブレーキで自動調整されます。
ワンショット型のブレーキ調整のポイントは、1ノッチずつドラムとシューの当たりをみて、サイドブレーキの引きしろを確認しながらやることですです。
一応、言っておくと、ブレーキのドラムを外すことは分解整備になるので、調整する場合は自己責任になります。
「ドラムブレーキ調整方法『ワンショット型』」でした。
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