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ハンドルセンターのずれ調整する直し方をご紹介します。
少ししかズレていない場合の微調整のやり方です。
タイロッドを調整する直し方ですが、一応言っておきますと・・・。
私、個人的な考え方の調整方法です。
個人的な【ハンドルセンターずれ】の直し方!
私は微調整の場合、片方のタイロッドしか調整しません。
普通、左右両方のタイロッドを調整すると思いますが、私は片方のタイロッドだけ調整して意図的にトーイン側に振ります。
トーアウトだと、直進安定性がなくなるのでアウトには振りません。
本来なら、トーゼロがいいと思いますが、スポーツ走行とかしないなら、そこまでこだわらなくてもいいと思います。
片方のタイロッドしか調整しない理由
上記で「意図的に」と書きましたが、これには理由があります。
車検ではサイドスリップ検査があり基準値内だと車検に合格します。
その基準値は、トーイン・トーアウト5mmの範囲があり、トーアウト5mmで検査を合格している可能性もあります。
トーアウトで検査に合格している場合を想定して、私は意図的にトーイン側に調整しているのです。
もちろん、トーイン過ぎる場合もありますが、トーアウトよりは良いという考え方です。
納得したら、やってみてください。
【ハンドルセンターずれ】の直し方!
言葉じゃ説明が難しいので、動画を見た方が直し方は分かりやすいです。
やり方を言葉でも説明しておきます。
車は「eKスポーツH81W」ですが、全車共通です。
先にタイロッドがフロントタイヤの「前についているか?」「後ろについているか?」を確認します。
eKスポーツ/ワゴンの場合だとタイロッドは後ろ側です。
次に「ハンドルが右か左のどこにずれているか?」を確認します。
今回は、左にずれています。
※手書きですが写真を追加しました。
左にずれているハンドルを右に回してセンター(真っ直ぐ)に戻します。
すると、タイヤが右に向きます。(タイヤが右に切れる)
これを覚えておきます。
右に切れたタイヤをトーイン側に調整するには、右側のタイヤを左に向くようにタイロッドを調整します。
タイロッドが後ろについているので、右のタイヤを左に向けるには、タイロッドを伸ばす方法に調整します。
※タイロッドが前についている車両は、縮める方向に調整します。
タイロッドを伸ばして、右のタイヤが赤色のタイヤの角度になれば、ハンドルは真っ直ぐになって車は走ります。
片方のタイロッドだけを調整して、意図的にトーイン側に振っているのが分かりましたか?
※イラストのタイヤの角度は、説明しやすいように極端に角度をつけて書いています。
作業要領は、以下のやり方を参考にして行ってください。
最初の位置を起点とするので、タイロッドにペイントマーカーでしるしをします。
続いて、ロックナットを緩めます。
緩んだら、タイロッドを伸ばす方向に、とりあえず半回転回します。
できたら、緩めたロックナットを締めて試乗します。
ネジピッチ1.5だと、半回転で0.75ミリ動きます。
ハンドルのセンターずれは、試乗しないと分からないので、細かいことは気にしないで、まだズレているよならセンターが合うまで、この作業を繰り返します。
「ハンドルセンターずれの直し方!微調整方法」でした。